スーパーの果物売り場に行くと、緑色の果肉のキウイと並んで、黄色い果肉のキウイが売られていることがあります。
見た目は似ているのに色が違うと、味や栄養は同じなのか、どちらを選べばいいのか気になる方も多いのではないでしょうか。
一言でいうと、ゴールデンキウイとは果肉が黄色く、酸味が少なく甘みが強いことを特徴とするキウイフルーツの品種です。
この記事では、ゴールデンキウイの意味や特徴、グリーンキウイとの違い、選び方や保存方法についてわかりやすく解説します。
ゴールデンキウイとは
ゴールデンキウイとは、キウイフルーツの中でも果肉が黄色く、甘みが強いタイプの品種をまとめて指す呼び方です。
キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属に分類される果物で、もともとはニュージーランドで品種改良が進められてきました。
店頭で見かけるものの多くは、ニュージーランドの果物会社が開発・商標登録した品種が広く知られており、ゴールデンキウイという呼び方が一般に定着しています。
ゴールデンキウイの名前の由来
ゴールデンキウイという名前は、果肉の色が金色に近い黄色をしていることにちなんで付けられたと考えられます。
英語の「ゴールド(gold)」という単語が示すとおり、果肉の鮮やかな黄色が品種名の由来になっているとされます。
店頭では「ゴールドキウイ」と表記されることもありますが、同じ系統の品種を指す呼び方として使われているのが一般的です。
ゴールデンキウイの特徴
見た目の特徴
- 果頂部(先端)がとがった形をしている
- 表皮がなめらかで産毛が少ない
- 果肉が鮮やかな黄色をしている
味の特徴
ゴールデンキウイは酸味が少なく、まろやかでトロピカルな甘さを楽しめることが特徴です。
糖度は15〜18度程度とされ、一般的なグリーンキウイよりも甘みを強く感じやすい品種といわれています。
ゴールデンキウイとグリーンキウイの違い
同じキウイフルーツでも、ゴールデンキウイとグリーンキウイでは見た目や味に違いがあります。
| 比較項目 | ゴールデンキウイ | グリーンキウイ |
|---|---|---|
| 果肉の色 | 鮮やかな黄色 | 緑色 |
| 味の傾向 | 酸味が少なくまろやかな甘さ | 甘みと酸味のバランスがとれた味 |
| 皮の質感 | なめらかで産毛が少ない | 産毛が多くざらついている |
| 果頂部の形 | 先端がとがっている | 比較的丸みがある |
どちらも栄養が期待できる果物ですが、好みや用途に合わせて選び分けるとよいでしょう。
ゴールデンキウイの主な産地は?
ゴールデンキウイの主な産地は、品種が生まれたニュージーランドをはじめ、イタリア・中国・韓国などが知られています。
日本には年間を通じて海外から輸入されており、季節を問わず店頭で手に入りやすい果物のひとつです。
国内では愛媛県や福岡県などの一部地域でも栽培が行われており、国産のゴールデンキウイが出回ることもあります。
ゴールデンキウイの栄養について
ゴールデンキウイはビタミンCを含む果物として知られており、グリーンキウイよりも多く含まれるといわれています。
食物繊維やカリウムなども含まれる果物であり、日々の食生活に取り入れやすい食材のひとつとされています。
ただし、果物に含まれる栄養の量は品種や熟度、個体差によって変わるため、具体的な健康効果については断定的に捉えず、バランスの良い食事の一部として考えるのがよいでしょう。
ゴールデンキウイの選び方
おいしいゴールデンキウイを選ぶときは、見た目と手触りの両方をチェックするのがポイントです。
- 皮にハリがあり、しなびていないもの
- 軽く押したときにやや弾力を感じるもの
- 傷や変色、カビのような斑点がないもの
全体的にふっくらとしていて、重みを感じるものは果肉が詰まっている可能性が高いといわれています。
ゴールデンキウイの保存方法
まだ硬く未熟なゴールデンキウイは、常温で置いて追熟させるのが基本です。
やわらかくなり食べられる状態になったら、乾燥や過度な追熟を防ぐために冷蔵庫に移して保存するとよいでしょう。
すぐに食べない場合は、キウイ同士が直接触れないよう、ポリ袋などに入れて保存すると傷みを抑えやすくなります。
ゴールデンキウイの食べ方・下ごしらえ
もっとも手軽な食べ方は、半分に切ってスプーンでそのまますくって食べる方法です。
皮をむいて輪切りや角切りにすれば、サラダやデザートの盛り付けにも使いやすくなります。
ゴールデンキウイは皮が薄く産毛も少ないため、よく洗って皮ごと食べる方法を選ぶ人もいますが、好みに応じて取り入れるとよいでしょう。
ゴールデンキウイの使い方
ゴールデンキウイは、そのまま食べるだけでなく、いろいろな料理やデザートに活用できる果物です。
- サラダに加えて甘みと彩りをプラスする
- スムージーやジュースの材料にする
- ヨーグルトやパフェのトッピングに使う
- 肉料理の下ごしらえに使い、食材をやわらかくする
ゴールデンキウイにはアクチニジンというタンパク質分解酵素が含まれており、肉と一緒に漬け込むことで食感がやわらかくなることが期待されています。
ゴールデンキウイを使うときの注意点
ゴールデンキウイに含まれる酵素は、ゼラチンを使ったゼリーなどと合わせると固まりにくくなることがあります。
加熱すると酵素の働きが弱まるため、ゼリーに加える場合は果物を軽く加熱してから使うなどの工夫が有効です。
また、キウイを食べると口の中にピリピリした刺激を感じる人もいるため、体質によっては量を控えたり、気になる症状がある場合は医療機関に相談することをおすすめします。
ゴールデンキウイによくある誤解
黄色い果肉のキウイであれば、すべて同じ一つの品種だと思われがちですが、実際にはいくつかの品種が存在しています。
また、特定の企業の商品名がそのまま果物全体の呼び方として広まっている面もあり、商標と品種群の呼び方が混同されやすい点にも注意が必要です。
ゴールデンキウイが甘いからといって、グリーンキウイより栄養的に優れているとは一概には言えず、それぞれに特徴があると理解しておくとよいでしょう。
まとめ
ゴールデンキウイとは、果肉が黄色く、酸味が少なくまろやかな甘みを持つキウイフルーツの品種です。
なめらかな皮やとがった果頂部といった見た目の特徴があり、グリーンキウイとは味や外観の両面で区別できます。
選び方や保存方法、酵素の性質を知っておくと、サラダやスムージー、肉料理の下ごしらえなど幅広い使い方ができます。
好みや料理の用途に合わせて、ゴールデンキウイとグリーンキウイを使い分けてみてください。















